【レビュー】いつのまにか子どもが算数を好きになる本 ~ さいとうともこさん ~
東京で活躍されているさいとうともこさんが、松岡先生(まっちゃん先生)が出版された算数の本の感想を書いてくださいましたので、ここで紹介させていただきます。
【あなたもお子さまも算数が好きになる!?まっちゃん先生の算数教育書①】
こんにちは。
あなたの事務作業の「面倒!」を解決する
オンライン事務局SmoonStyleのさいとうともこです。
→オンライン事務局って何?という方はこちらご覧くださいませ
数学者であり、高知工科大学 准教授の松岡学先生(まっちゃん先生)から
「お母さん向けの(子どもの算数力をアップさせるような)本を出版することになりました」
とご連絡をいただいたとき
思わず
「わたし、子どもいないし、算数大大大嫌いなんですけど大丈夫ですか??」
とお尋ねしてしまいました。
5歳からはじめる いつのまにか子どもが算数を好きになる本 (アドラー心理学でわかる!)
まっちゃん先生から
「算数や数学の難しそうなことは一切出てきません!安心してください(^_^)
お母さん向けですが、実は、アドラー心理学は、子育てだけでなく、日常生活の人間関係全般に役立つのです。」
とお答えいただき、それならば!と最寄りの本屋さんへ走り購入。
そんな私がまっちゃん先生の算数の本を読んでみた感想をシェアさせていただこうと思います!
なぜ、わたしが算数を嫌いになってしまったのか。
元々の性格による向き不向きの問題だと諦めてましたが、
この本に答えが書いていました。
そうそう!「解けないものは解けない」「わからんもんはわからん!」のです。
×ばかりが続き、なぜわからないのか?と言われ続けると、自信がなくなっていき算数が嫌いになってしまったのも無理ないなぁ、と。
小学生のころ
割り算で0点取ったこと
「二分の一=半分」がなかなかわからなくて、父親にイライラされたこと
算数にまつわるイヤな記憶がよみがえる…笑
だからといって、今現在の子どもたちに「しょうがない」って算数諦めて欲しくないし。
まっちゃん先生もそのために本を書いてくださったにちがいない!
きっとここから先にどうしたらいいか書いてあるはず!!
アドラー心理学って
学んでいる人は多いイメージだけど
実際どんなものなのか
この本を読むまで全然知りませんでした。
算数に心理学がなぜ必要なの??
アドラー心理学とは何かというところから、
算数にアドラー心理学が必要な理由まで、
本の中で一つひとつ丁寧に説明されています。
「解けない」時点で自信をなくしがちな算数に対して
アドラー心理学を取り入れた接し方をしていくことによって
子どもが楽しみながら算数に取り組むことができるようになるんだということが
全体を通して書いてあります。
具体的な理由は五つ
学校へ行ってる限り避けては通れない「算数」に
アドラー心理学を取り入れると
子どもだけでなく、お母さんや家庭全体が幸せになれるんですね♪
そして内容は更に、子どもとの具体的な関わり方や算数の取り組み方などの方法へと続きます。
【あなたもお子さまも算数が好きになる!?まっちゃん先生の算数教育書②】
算数が嫌いになる理由
算数にアドラー心理学が必要な理由
がわかったところで、どう実践していくのか
書店で平積みされてました!
(ちなみにポップはまっちゃん先生の手作りです)
「まずお母さんが算数に親しもう」
算数嫌いな私には、いきなり耳が痛いタイトルです。
確かにそうかもしれない。でもキライなものはキライ!!
そんな人はどうしたらいいかきちんと書いてくださっています。
これを読んでいるあなたも
もしかしたら算数がキライかもしれませんが、
日付、時間、金額、温度など
日常生活って数に関することで溢れていますよね?
とくに「〇割引」「〇%オフ」って重要!
それらに関する話をするときに楽しく笑顔でいること
これだけでもお子さんの受ける印象が全然違うそうです。
日常生活のさりげない会話の中で楽しく数に触れる機会があれば
学校で算数を習っても身近に感じますよね?
その他お母さんの算数とのつきあい方なども詳しく書かれています。
子どもへ具体的な接し方。
アドラー心理学では褒めたり叱ったりせず
「勇気づけ」というかかわり方をするそうです。
具体的な接し方や、かける言葉、
NGな言葉の例まで様々書かれていますが、
ここでは数学の勉強をなかなかしない中学1年生の男の子と、そのお母さんへ
まっちゃん先生からのアドバイスをご紹介します。
これだけで、息子さんの成績は伸びたそうです。
算数は思考力を身につけるためのものであり、暗記科目ではないので
毎日コツコツ算数に思考力を使っていくことが重要なんですね。
そう考えると、楽器やスポーツの練習と同じといえますね。
そして、年代別算数の押さえておくべきポイントへと続きます。
【あなたもお子さまも算数が好きになる!?まっちゃん先生の算数教育書③】
書店に挨拶廻り中のまっちゃん先生と。
この本のタイトルは5歳からとなっていますが、
内容的には5歳より小さくても大きくても、ためになると思います。
そして一番知りたい!年代別算数のポイント。
幼児~高校生までのポイントが書かれています。
小学校低学年くらいまでは、九九のように暗記的な要素もありますが、
それ以降は、それまで学んだことを使って思考していくことが大切。
まず、土台を整えることが大事だから、
例えば九九が怪しかったら
今何年生であっても
思い切って小学校2年生まで戻って
確実に一つひとつマスターしていくことをオススメされています。
そして、中高生になると論理的な解答をしていけるようになることが大切だそうです。
本の中では具体的な算数の問題や、
まっちゃん先生のオススメ教材などもたくさん紹介されています!
この本の一番最後の章に書かれている「お母さんもキラキラ輝こう!」
算数に関係ないように思うかもしれませんが、
子どもは親が口で言っていることより、やっている(行動)ことに影響を受けてしまいます。
ということは、お母さん自身の人生が充実していることが
子どもにいい影響を与えることになるんですね。
まっちゃん先生は変わりたいお母さんへ
まずは洋服(見た目)を変えていくことをおすすめされています。
本の中で
ドレスセラピストの佐藤弘美さんのこともご紹介されていますが
まっちゃん先生ご自身が、ドレスセラピーを受けてから
ファッションが変わったことを懐かしく思い出しました。
どんな風になりたいかハッキリしてる人は、スタイリストさんでもいいかもしれませんが、
なんとなくこのままじゃイヤだとか変わりたいと思ってる人は
一度ドレスセラピーで自分に合う星をみてもらうのもいいと思います。
まっちゃん先生自身は小中学生の頃
勉強が嫌いであまりしていなかったそうです。
じゃあなぜ今、大学で数学を教えるまでになられたのか。
ご両親をはじめ、周りの大人たちによって
数に親しむ環境が自然のうちに作られていたんじゃないかなと思います。
机に向かうだけが勉強じゃない。
親だけじゃなく周りの人たちの数とのかかわり方、
そして、日常生活でどれだけ楽しんで数を意識していけるかが大切なんだと
痛いほどわかりました。
一瞬「難しいかも」と思うところもありましたが、
じっくり読むと本当に私でもわかることばかりで
算数で感動したのって初めてかもしれません。
5歳のお子さまがいるアナタはもちろんのこと
対象のお子さまがいないアナタにもオススメです。
絶賛発売中ですので、ぜひ読んでみてください!
5歳からはじめる いつのまにか子どもが算数を好きになる本 (アドラー心理学でわかる!)
(さいとうともこさんの記事の引用、ここまで)
オリジナルの記事は、こちらとなります。
【あなたもお子さまも算数が好きになる!?まっちゃん先生の算数教育書①】
【あなたもお子さまも算数が好きになる!?まっちゃん先生の算数教育書②】
【あなたもお子さまも算数が好きになる!?まっちゃん先生の算数教育書③】
さいとうともこさん、ありがとうございます!
◆ さいとうともこさんは、東京を中心に事務のお仕事で活躍されています。
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